秋の夜空…と書き出すには幾分不安になる空模様の中、去る2019年10月19日、松阪市にある岡寺山継松寺にて新羅慎二(湘南乃風 若旦那)弾き語りツアー2019「武者修行」が行われ、130名のお客様にご来場いただきました。津市の株式会社喜場さんから当システムを利用したイベント開催のご相談を頂いたことがキッカケで始まった本プロジェクト。かすてらも後援という形で事前広報、当日現場など、微力ながら協力させていただきました。
また、松阪市とのコラボにより、松阪市発祥の豪商の旧家など市内観光スポットを巡るスタンプラリーも同時開催されました。
企画当初は、ステージを本堂に、客席を屋外に設置する構想で進めていましたが、当日は前述の通り不安定な空模様。急遽ステージ・客席共に本堂に設置する運びとなりました。実はこれが大正解。新羅慎二さんとお客さんの距離がめちゃくちゃ近い!
本堂内陣をバックに、時に優しく、時に熱く歌う新羅慎二さん、天井から吊るされた大きな提灯、派手すぎず神聖な空間を演出するステージ照明。その空間には確かに「情緒」が溢れていました。
※内陣=仏様を祀ってある場所。ちなみに参拝スペースのことを外陣と呼びます。
実は我々も本プロジェクトに関わって初めて知ったことがあります。新羅慎二さん自身は東京都出身ですが、祖父母が松阪出身とのこと。松阪を地元民の呼び方である「まっつぁか」と何度も呼んでいました。そんな地元ネタを覚えてくれていることに新羅慎二さんの人柄を感じつつ、初のお寺ライブは大盛況の中幕を閉じたのでした。
また、ライブ前後には新羅慎二さん本人が物販ブースに立ち、サインと2ショット写真を撮る、というファンサービスも行われ、小規模会場ならではの魅力を十分に発揮できたイベントになったと思います。
最後に、ご来場いただいた方々はもちろんのこと、主催いただいた株式会社喜場の皆さま、後援いただいた一般社団法人松阪市観光協会、松阪市役所の皆さま、ボランティアの皆さま、そして何より開催許可をくださった岡寺山継松寺ご住職柏木様、誠にありがとうございました!